埼玉県公立高校入試の国語の入試問題は時間が50分です。
出題構成は、読解問題の大問が2つ、古典が1つ、国語知識や文法の問題が1つ、作文が1つというのがほとんどです。
まずは、作文をはじめの15分程度で仕上げてしまうことが一番大切なことです。
そして、作文以外の問題を30分から40分の時間を充てるという割り振り方をするのが良いです。
作文は配点が16点もあり、正しい文章が書ければ満点をもらえます。なので、時間をきちんと確保して満点を狙うのが大切です。
目安としては5分で100字を書ききれるようになることです。
つまり、15分で300字の文章を書くためには、何度も練習を重ねておく必要があります。
公立高校入試の作文では、点数をつけるにあたって内容は考慮に入れず、正しい文章か、原稿用紙の使い方は間違っていないか、漢字や送り仮名に間違いはないかなどの客観的なことのみをチェックするのです。
しかし、常識的に気分が悪くなるような内容は減点の対象となるので、絶対に気をつけましょう。
またその他にも、作文の書き方として絶対に守るべきことがあります。
それは、 「出題の内容に沿ったものを書くこと」です。
「出題の内容に沿ったものを書く」というのは、 図や表を見て気づいたことと、あるいは課題文への意見を書きなさいとあれば、図や表の内容や課題文を引用したり説明しながら作文を書くということです。
埼玉県の公立高校では、作文問題の採点基準は発表していませんが、採点基準は推測できます。
・原稿用紙の使い方が正しいか?
・字数制限。(大幅減点の対象)
・漢字の間違いや間違った漢字を使っていること。
・漢字の送り仮名の間違い。
・文法の誤り。
・段落構成。(大幅減点の対象)
特に大幅減点の部分には気をつけながら練習を積まなければなりません。
これらをきちんとクリアするために「公立高校入試専用の作文教材」をご用意しております。
□ 全国の出題内容を徹底分析してわかりやすくパターン別に解説した専用教材
□ 一般入試・特色化選抜・推薦入試に対応
□ 全12回の入試によく出る課題と専用原稿用紙付き
わかりやすく解説した専用教材と、300字作文課題を6回、400字小論文課題を6回のセットとなっております。
また課題は「書き方のポイント」「合格作文のポイント」「組み立てよう」と3つのパートにわかれています。
ステップバイステップで課題に取り組めるので、作文が苦手なお子さまでも安心して進められます。
この公立入試作文教材では、公立高校入試に特徴的な「他の科目の記述問題」を書く力を養うこともできます。
記述問題は他の問題よりも配点が高いので、重要な得点源となります。